北海道「ウィンターサーカス =雪の芸術=」最終日
札幌雪祭りの陰に隠れて、道外の観光客にはほとんど名の知れていないイベントがある。
北海道の5市町村が参加して10年目を迎えた雪の祭典「ウィンターサーカス」がそれだ。
今日15日、開催2日間の最終日を迎える。
雪を北海道の地域資源と捉え、アーティストが雪の造形に参加。地域はそれをサポートする。
北海道の《道》を軸にして繰り広げられるランドアート =雪の芸術= が地域を点としない新しい観光を提言している。
「ウィンターサーカス」は夜がアートの真骨頂。
各会場の開催時間は要確認だが、「夜間鑑賞会」という雪の造形物と光の組合せが荘厳な北海道の冬をアートに変えてしまうのは見ものだ。
北海道の5市町村が1本のループライン《道》で結ばれる広域開催という、大陸的で壮大なアートイベントのコンセプトに思わず唸ってしまう。
さすがに、今夜中にすべての会場を見ることは難しいが、来年度の開催作品を楽しむためにも、どれかひとつの会場にはぜひ足を運んでみたい。
紹介動画 → ウィンターサーカス=雪の芸術=
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