ゴールデンウィーク最終日の5月6日水曜日、
北海道の根室、釧路地方で桜の開花が観測
された。
全国の気象管署の中では、今年最も遅い開
花宣言となった。
最も遅いのは全国の開花日と比べたてのこ
とで、根室市にとっては、根室市観測史上
最も早い開花を記録した。
過去の記録では2002年(平成14年)の5月 8日
が最速で、今年はその記録を2日更新したこと
になる。

桜の標準木といえばソメイヨシノと思いがちだ
が、1月に開花する沖縄県石垣市にある石垣島地
方気象台が設定している標準木はヒカンザクラ。
そして、根室・釧路の標準木はチシマザクラで
あることを知っている人は多くない。
根室地方のサクラの満開日平均値は5月24日となっ
ている。過去最速の平成14年を見ると、その年の
満開日は5月13日。今年の根室エリアのサクラも
その頃に見頃を迎えるのだろうか。
3月から桜を追い続けて旅を続けていた「桜の旅人」
たちには、例年よりも早い旅のゴールが訪れたようだ。
根室市ホームページ:
根室のさくら「見どころ」マップ
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