2015年05月01日

5/1 地域資源を活用した観光地魅力創造事業公募始まる!

観光庁は5月1日、「地域活性化・地方創生を図っていくための観光地域づくり」を目指すための事業を公募すると発表した。

発表によると、地域の観光資源を世界に通用するレベルまで磨き上げるため、歴史的景観、美しい自然、海洋資源、豊かな農山漁村、魅力ある食文化等の観光資源を活かした地域づくり施策と、体制づくり、受入環境整備、二次交通の充実等の観光振興のための施策を一体で実施するという。

事業例を幾つか挙げると

【 事業計画策定・マーケティング 】
・協議会の運営経費
・戦略策定にかかる調整経費
・地域のポジション、
 来訪者のニース把握のための各種操作
・成果把握のための仕組みづくり

【 滞在コンテンツの充実 】
・体験型・交流型滞在プログラムの企画・開発・提供
・旅行商品の企画・開発(モニターツアーの催行に係る検討、実施を含む)

【 受入環境整備・ICTの活用 】
・案内ガイド、地域人材の育成・研修
・観光案内所の改修・機能強化
・ウェブ一括予約システムの構築、ウェブ広告の活用
・観光アプリの整備
・トイレの改修、簡易な休憩施設の整備、景観保持のための修景
・多言語パンフレットの作成・製本
・他

【 交通アクセスの円滑化 】
・交通事業者連携による周遊パス・企画乗車券の企画・導入の検討
・レンタサイクル活用の企画・導入
・他

【 その他 】
その他事業の目的を達成するために必要な事業で観光庁が必要と認めるもの

以上のようになっている。
※観光庁公募要領「別紙1」引用 http://www.mlit.go.jp/common/001088955.pdf

詳細は観光庁ホームページ「施策について」ページ参照
http://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000039.html

申込期間は5月1日から5月29日までと、タイトではあるが、
「私の町、村、エリアには何もないから・・・・」と言って、最初の一歩を
踏み出せずにいる地域にも、「何ができるか」「何をしようか」といった
地域振興が最初に踏み出す一歩を後押ししてくれる施策のひとつとして、
機能することを期待できるのではないだろうか。



posted by JN01 at 15:05| 観光情報